奇妙な削除 – 元明石市長の発言

検察の大罪 - 三井環 著 on bail(保釈中)

「検察の大罪」を書いた三井環氏に言及した前明石市長の泉房穂氏の記事がいたるところで削除されている。泉氏が司法修習生の頃、「裁判官や検察官にも裏金がある」と発言した記事だ。

この記事はたくさんのポータルサイトに撒き散らされたはずであるがかなり削除されている。古い記事は削除するのかもしれないし、何らおかしな意図など無いのかもしれない。

しかし、バックナンバーを見たいだけなのにここまで徹底されて消えていることに違和感を覚える。

誤解のないように言っておくが、僕は、本記事で「裁判所」も「検察」も批判していない。権力に忖度しているわけでもない。ただ、留置場で読んだ「検察の大罪」について真実を調べようとしていた時に気づいた違和感について「奇妙な削除」としてここに残している。


「検察にも裏金があった!」元明石市長が司法修習生時代の不正を回顧…思い出される「三井環」裏金告発の闇
https://news.livedoor.com/article/detail/25849178

 前明石市長で弁護士の泉房穂氏が、法曹界に存在した裏金について言及した。

 2月7日、泉氏は本誌記事「検察はもみ消し、口封じも当たり前。安倍派5人衆の立件見送りも “裏取引” の結果では?」を引用して、「X」にこうポストした。

《遠い昔、30年ほど前の司法修習生のころ、「裁判官や検察官にも裏金がある」と、直接聞いたことがある。たとえばカラ出張。そのお金を総務の金庫にプールし、懇親会の会費や職員への餞別に充てたりしているとの話で、本当に驚いた。さすがに今はないと思うが・・・》

 検察の裏金問題を世に知らしめる大きなきっかけとなったのは、2002年の「三井環事件」。元大阪高検公安部長の三井氏は、裏金作りの実態を告発するはずだったテレビ収録の当日朝、逮捕された。しかも、過去に一度も立件されたことのないような微罪での逮捕だった。

 三井氏は「逮捕は口封じ」とし、裁判で無罪を主張。実際、大阪高裁の判決では、「調査活動費の不正流用があったと言わざるを得ない」と、裏金化が一部認定された。調査活動費は1998年のピーク時に5億円以上あったが、三井氏の告発以降、急減した。

 司法修習生時代に裏金の話を聞いたという泉氏が、本誌の取材に答えた。

「1995~1996年ごろ、検察修習のとき、裁判官から『カラ出張費を切って、そのお金をプールし、懇親会の会費の穴埋めをしたり餞別に充てたりしている。ほとんど全員がやっている』と聞いて、『そんなことしとんですか! あきませんやん!』と普通に言い返しました。

 裏表があってかなわんなと思っていたら、2002年に三井環事件が起きた。あの話はホンマやったんやと。逮捕されたと聞いて、検察っちゅうんは、人を陥れるんやと愕然としましたね。

 現職の公安部長だった三井さんが、テレビ朝日の『ザ・スクープ』で、検察が裏金を作っていて、自身もその一端を担っていたことを告白しようとしたところ、その収録3時間前にいきなり微罪で逮捕された。

 さらに、簡単に保釈されず、結局、実刑判決を受けた。もう、通常では考えられないことです。まさに、検察、裁判所が組織をあげて、裏金のもみ消しをしたと取られても仕方ないような状況で、私にとっては鮮烈な記憶です」

 泉氏の投稿には多くのコメントが寄せられているが、なかには裏金は「ここにもある」という指摘も――。

《私はかつて公務員でしたが、裏金のない職場はありませんでしたよ。ちなみにその職場は学校です》

《私も30年程前に、税務署にも有ると聞きました》

《以前、経済産業省の忘年会や飲み会を請け負っていた店で、今年の予算は余るからそれで旅行に行くと聞きました》

《ここだけの話(全世界発信ですが)教育公務員にもありました。某県は関連書類を焼き捨てたそうです》

 こうした指摘が本当かどうかはわからない。だが、裏金を作る素地はどこの組織にもあるのだろう。

 自民党の裏金問題は、かつて裏金を作った検察が捜査をおこなったことになる。今回、立件された議員は3人のみ。同じ不正に手を染めた者同士、なんらかの忖度が働いた可能性はないのか。泉氏は第三者機関の必要性を訴えている。

念の為、全文引用。必要があれば削除します。

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